ほんの数年前まで,任天堂の牙城が崩れるとは誰も思わなかった。今は,ソニーを頂点に任天堂とセガが隙をうかがう図式が長く続いている。来年の今ごろには…,神をも予想できない展開も起こりえる。天と地がひっくり返るようなことも,起きないとは限らない。その芽は,ここ↓にあるかもしれない。
米国のゲーム雑誌ネクスト・ジェネレーション誌は3日,米国マイクロソフト社が家庭用テレビゲーム機の開発を進めていると報じた。そのゲーム機とは「Xボックス」というコードネームで呼ばれ,テレビ受信機能を持ちあわせている。インテル社の500MHzのMPUを搭載し,デルコンピュータ社やゲートウェイ2000社などのPCメーカーがライセンスを取得して製造販売を行う。
MSはコメントを拒否しているが,ゲーム機市場はとどまることのない宝の山,ほっとくわけはないでしょう。市場は,ソニー社,任天堂,セガ社の三つ巴の状況になって久しいが,その状況を打ち破るのは,MSの本格参入か,セガの失墜か…。
ソニーは,プレステ2に向けて着々と抜かりがない。任天堂は,ハードで松下と,ソフトでコナミとの提携を発表,次世代に向けて動きが激しい(過去記事)。セガは,米国でのドリームキャストの販売予約が順調,後のない戦いに賭けている。もともとセガは,ドリームキャストでウインドウズCEをOSとして採用しており(MSのリリース),MSとの蜜月度が高い,というのも先を読むヒントになるかもしれない。どう転がるか,どっちに転がるか。一寸先は闇の業界だねぇ,ホントに。(参考記事:TECH SIDEさん)
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